北本の文化財

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【真福寺仁王像(しんぷくじにおうぞう)】

指定
市指定
種別
彫刻
指定年月日
昭和54年3月15日
所在地
⑫ 本町7-126 真福寺

阿形

吽形

寄木造・彫眼・彩色からなる、阿吽(あうん)の仁王像である。
阿形(あぎょう)は、右腕を脇に振り上げ、左手に金剛杵(こんごうしょ)を持ち、左に腰を捻り、吽形(うんぎょう)は、右腕を屈臂(くっぴ)し五指を伸ばし、左腕を前に構え、掌(たなごころ)を握り、共に激しい忿怒(ふんぬ)の相を現わしている。
本像を安置する仁王門が、礎石の陰刻銘により、江戸時代の安永三年(1774)に建立されたことがわかるので、仁王像もほぼその頃の造立と考えられる。なお、昭和49年に表面の彩色をはじめ、一部修理されている。
像高 阿形223.5cm、 吽形223.3cm。

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