北本の文化財

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【木造薬師三尊像(もくぞうやくしさんぞんぞう)】

指定
市指定
種別
彫刻
指定年月日
昭和55年3月15日
所在地
① 深井5-11 薬師堂

薬師如来像は、寄木造・玉眼からなり、表情等、全体に古格に則(のっと)ったくずれのない彫技を見せている。現在、両手の指先を欠失しているが、薬壷(やっこ)を持っていたものと思われる。
両脇侍(わきじ)像(向かって右-日光菩薩(にっこうぼさつ)、左-月光(がっこう)菩薩)は、一木造り・玉眼からなり、薬師如来像と同様の特色を示しており、三尊とも同一仏師の手になるものであろう。製作年代は室町時代後期頃である。
像高 薬師如来像28.4cm。日光菩薩像31.3cm、月光菩薩像31.7cm。

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