第4章 社会生活と文化

第1節 社会生活

2　各種講

258　明治十四年（一八八一）四月　御嶽山太々諸費遺払簿
　　（本宿 岡野正家文書二五五）
「（表紙）御　明治十四年
　　岳太々諸費遺払簿
　　山　第四月吉日
　　　　　　　岡野手控」
四月八日
ー金弐拾銭　　　青梅ノ坂上休　和三郎出ス　和三郎出ス
ー金三拾銭　　　厩ノ茶屋へ茶代　和三郎出ス　和三郎出ス
九日
ー金壱円也　　　本社へ　営繕へ寄附
ー金士壱円廿銭　御師へ小供花銭　和三郎出ス
ー金弐銭　　　　同　封　袋　　　　和三郎出ス
八日
ー金拾銭　　　　太郎左衛門祝　弥作出ス
ー金五十銭　　　青梅町坂上茶代長谷川出ス
ー金十銭　　　　滝の茶屋代　弥作
ー金九銭　　　　張幕の縄代　盛三郎出ス
ー金三十銭　　〇青梅の弁当二人分　長谷川出ス
ー金拾五銭　　〇入間川小休弐人僕の食盛三郎出ス
十一日
ー金弐拾銭　　〇青梅の万年屋弁当二人分和三郎出ス
ー金四銭　　　〇黒須小休弐人分　和三郎出ス
ー金六拾銭　　〇扇町屋ノ泊　和三郎出ス
ー金五拾銭　　　当村立場茶代
ー金壱円也　　　当村子供へ荏銭
ー金三円九拾五銭　幕代価　弥作出ス
ー金四十八銭　　白木綿壱端同人出ス
ー金四十五銭　　招キ染賃同人出ス
　　小以金八円八拾九銭
前分〇ヲ雑レハ　〆金拾円拾五銭

　　記
ー金拾八円也　　岡野牧太出ス
ー金拾円也　　　清水口作出ス
ー金三拾四円也　清水和三郎出ス
ー金五円也　　　野口運平出ス
〆金六拾七円也
ー金五円也　　　清水和三郎出ス
ー金三円也　　　岡野牧太出ス
ー金五円也　　　清水口作出ス
ー金弐円四拾銭　宮倉盛三郎出ス
ー金六円六拾銭　各社ヨリ电名二付廿銭出ス分寄金

不足分　記
ー金弐円也　　　関根倉吉
ー金五十銭　　　関根佐吉
ー金壱円五十銭　野口倉二郎
ー金弐円五十銭　長谷川喜平
ー金弐円五十銭　大島房吉
ー金弐円五十銭　宮倉仙蔵
ー金弐円五十銭　清水吉五郎
ー金弐円五十銭　大塚幸次郎
　〆金拾六円五十銭　足換