北本市史 資料編 現代

全般 >> 北本市史 >> 資料編 >> 現代

第1章 政治・行政

第2節 町制下の行財政

4 下水道

34 昭和四十三(一九六八)年十月 荒川左岸流域下水道事業の促進に関する要望書
  (『荒川左岸(第二次)流域下水道綴』)
 荒川左岸流域下水道事業の促進に関する要望書
荒川左岸流域下水道、第二次事業にかかる調査設計、ならびに関係諸都市の指導および事業推進の機構整備、都市計画、同事業決定等の具体的な進捗について特段のご配慮を要望いたします。
水質公害問題およびし尿処理の合理化を解決する唯一の手段として、荒川左岸については、既に昭和四十一年度より下流諸都市にかかる広域下水道事業が発足し、着々とその工事が進められているところであります。
しかし、荒川左岸流域下水道関係都市として計画されながら上流地域については、いまだになんらの具体案もない状況であります。
水質公害防除の同一目的のもとに、又上流にあるがための責任と義務を課せられている関係都市の立場からも下水道整備促進は焦眉の急務であります。よって、左記事項については特段のご配慮をいただきたく、強く要望いたします。
       記
荒川左岸流域下水道、第二次事業にかかる調査設計を早急に実施していただきたい。
荒川左岸流域下水道、第二次事業にかかる諸都市の指導および事業推進の機構整備並びに都市計画および同事業決定等の具体的な進捗について、特段のご配慮をいただきたい。
 昭和四十三年十月二十五日
  荒川左岸流域下水道第二次事業促進期成同盟会
  会 長埼玉県熊谷市長黒田海之助㊞
  副会長埼玉県行田市長中川 直木㊞
  同埼玉県鴻巣市長飯山芳太郎㊞
  理 事埼玉県北足立郡桶川町長岡地 冨代㊞
  同埼玉県北足立郡吹上町長青木政次郎㊞
  同熊谷市議会議長吉田 芳雄㊞
  同行田市議会議長大河原 清㊞
  同鴻巣市議会議長佐藤 輝彦㊞
  同北本町議会議長根岸 晋詮㊞
  同桶川町議会議長平野 一夫㊞
  埼玉県知事 栗原 浩 殿

<< 前のページに戻る