北本市史 民俗編 民俗編一覧

全般 >> 北本市史 >> 民俗編 >> 民俗編一覧

第2章 社会生活と親族

第1節 村のあらまし

3 村と鎮守

下石戸上、下
下石戸上、下の範囲全体で祭る神社には、氷川神社と八雲神社とがある。氷川神社は江戸時代からの鎮守で、八雲神社は江戸時代に天王社であったものであろう。一・二地区から一名、三地区から一名、四地区から一名の社総代を選出する。また、各地区から年番と称する神社の世話役を四人ずつ出している。

写真1 八雲神社の氏子

祭り囃子は四地区にそれぞれある。御神輿が八雲神社にあった。祭礼は「五月灯籠」と呼ぶ祭が五月十日だった。各農家できゅうりを供える。南地区は神社から遠いといって、氏子から離れて、荒井の須賀社の氏子となった。七月十四、十五日が祇園祭である。

<< 前のページに戻る