北本の文化財

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【板石塔婆(いたいしとうば)】

指定
県指定
種別
考古資料
指定年月日
昭和40年3月16日
所在地
㉒ 石戸宿3-119 東光寺

板石塔婆は、板碑(いたひ)・青石塔婆(あおいしとうば)とも呼ばれる供養塔で、鎌倉時代から室町時代末期にかけて多数つくられた。
この板石塔婆は、貞永二年(1233)の銘をもち、全国第四位の古さである。
表面上部に梵字(ぼんじ)で阿弥陀三尊(あみださんぞん)を配し、下部に「光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨」の偈(げ)を、周囲には円と半円の装飾が刻まれている。
なお、昭和47年に風化防止のため、化学的保存処置(合成樹脂を注入)を実施している。
高さ160cm、幅65cm、厚さ18cm。国認定重要美術品である。

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