谷津ものがたり 7コースガイド

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7コースガイド

③蓮沼コース

 蓮沼に住む生物たち

蓮沼に住む生物たち


【チョウトンボ】

抽水植物ちゅうすいしょくぶつ(ヨシ・ガマ・ハス等)が繁茂はんもする池沼等に生息

【コバンムシ】

体長12㎜緑色のコバン型。蓮沼が埼玉県初記録


【ヒメミズカマキリ】

体長2.4~3㎝ほどの半翅類はんしるい。植生の豊かな池や沼、溝などに住む。

【アメリカザリガニ】

生命力が強く、にごった水の中でも見かける事が多い。


【クサガメ】

体長10~15㎝。背甲に3本の隆起したうねが走り周縁しゅうえんは滑らか。

【ニホンイシガメ】

体長13~18㎝。6~7月頃、湿った土に穴を掘って産卵。子ガメはゼニガメと呼ばれる。

【ミシシッピーアカミミガメ】

幼名ミドリガメ、ペットとしてアメリカから輸入されたものが繁殖はんしょく。目の後ろ、耳のあたりに赤い模様。

【ウシガエル】

アメリカ原産の巨大なカエル、食用ガエルとも呼ばれる。雄が牛に似た鳴き声。


【トウキョウダルマガエル】

繁殖期は4月下旬~7月、トノサマガエルと似ている。

【ドブガイ】

淡水貝で、殻長13㎝。泥深い湖沼河川の水底に住む。

【マシジミ】

河川の泥砂中に見られていたが、最近では著しく減少。

ひとくちコーナー❺
●蓮沼

蓮沼は荒川の旧流路で長さ約750m幅約54mの河跡湖かせきこである。現在流入する川はなく、流水系は閉鎖されている。水位は年間を通してほぼ一定で農薬・家庭排水の影響はない。自然環境の良い沼で、水面は ヒシで覆われている。なお、県内初記録のコバンムシやベニイトトンボで知られている。
●サイクリング
荒川沿いの農道や土手は、比較的交通量も少なくサイクリングに適している。休日、家族そろってサイクリングを楽しみたい。春先は一面に黄色のじゅうたんを敷いたようなカラシナの土手を、麦がら焼きでけぶる麦秋の農道を、秋は夕日を背中に受け、ススキのトンネルの中をそよ風に吹かれながら。蓮沼のさらに西には、浦和市の秋が瀬公園から滑川なめかわ町の森林公園に至るサイクリングロードが通っている。そこは、春満開の桜の小道となる。一度訪ねてみたい。

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