谷津ものがたり 7コースガイド

自然2 >> 谷津ものがたり >> 7コースガイド >>

7コースガイド

北本自然観察公園きたもとしぜんかんさつこうえんコース

Aコース
〔参考タイム〕●所要時間 40分
自然学習センター——0.3㎞エドヒガンザクラ——0.5㎞西部公民館——0.9㎞公園北入口——0.4㎞自然学習センター

コースガイド
ふれあい橋を渡り、エドヒガンザクラ標識を見ながら右に折れる。木製階段を下りると湿生植物しっせいしょくぶつの観察用に設けられた木道に通ずる。湿地には特有の植物が生育している。ガマの穂やレッドデーターブック記載種のタコノアシなどが見られる。園路左手の斜面には、クヌギ、ナラ、カシ、ケヤキ等の幹や枝が張り出してのしかかり、夏の昼をなお暗くしている。このあたりは野草の宝庫。草々が小さなつぼみや花をつけ、やがて実を結ぶ姿も見ることができる。前方が開けて民家の竹林を左手に見て進むと、市指定のエドヒガンザクラの巨木に出会う。春3月末、四方に広げた枝に、うすべに色に密生する花びらは圧巻である。なだらかな勾配の歩道を進むと、左手の斜面には、果樹園が開けている。梨、桃、梅等、春はかすみの中に花ばながとけこんでいく様を見ることができる。果樹園をかこむ雑木林の新芽や花穂の淡くかすんだ風景も見逃せない。やがて西部公民館の幾何学的な屋根が見える。ここで一息いれたい。公民館前の道を西に進む。ゆるやかな坂道を下り、自然観察公園方面を望む。斜面に咲く果樹の花と谷津奥に見える雑木林の緑は絵になる風景である。果樹園の中の農道を抜けるともうそこは公園内だ。

▲正面奥 北本自然観察公園


▲ニワトコの新芽

▲オオコノハズクの巣箱

▲ホソミオツネントンボ


<< 前のページに戻る