雑木林のあるまち くらし
4.人の一生
座棺(ざかん)を輦台(れんだい)に乗せ、庭で引導を渡、「庭弔い」のようすである。この後、近所の人々にかつがれ墓地へ向う。
火葬(かそう)が主になり、葬儀社(そうぎしゃ)が葬儀の一切(いっさい)をとりしきっているかのように見えるこのごろの葬式でも、隣(となり)組の人たちによるきめ細かな手伝いが行われている。
庭弔い 本宿 (昭和41年)
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葬式準備 石戸宿 (昭和63年)
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畑の中を行く葬列 荒井 (昭和42年)
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