北本市史 通史編 近世

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凡例
本書は大宮台地最後の楽園と称される北本の自然編、旧石器時代からを対象とした原始編、古代から天正十八年(一五九〇)までを対象とした古代・中世編、江戸時代を対象とした近世編からなる通史編Iである。
本文は原則として常用漢字を使用し、現代仮名遣いによったが、固有名詞、専門用語、引用部分はそのかぎりではない。
年号は、和暦を用い適宜その下に( )で西暦年を付した。
引用資料については、資料編の番号で示し原則として転載しなかったが、近世資料編刊行後新しく採録した史料については、その補遺の意を含めて文書を掲載したものもある。
北本市は現在地名地番の整理作業中のため、本文中の地名は平成五年現在のものである。なお史料に従って旧地名(石戸村、中丸村)当時のままで記述したところもある。
本書の記述は分担執筆のため、記述や文体に若千の違いがあるが、できるかぎり統一に努めた。
本文中や引用文中には、現在では不適切と思われる表現もある。これはあるべからざる不当な差別の認識に資するためであり、またその時代の世相を表そうとしたためである。
本書にはその性格上、市民の皆様に様々な形で関わりのある人名が登場する。関係各位の了承は得ているものの、私どもが想像していないところで、もしご迷惑がかかるようなことがありましたらご容赦願いたい。
本文中の出典名はそのつど掲げたが、次のものは略号で示した。
 北本市史自然、原始資料編 三五〇頁の資料 (原始P三五〇)
 北本市史自然、原始資料編 三五頁の資料   (自然P三五)
 北本市史古代・中世資料編  九九頁の資料   (古代・中世P九九)
 新編埼玉県史通史六    九〇頁の資料   (『県史通史編六』P九〇)
 市内諸家文書 資料番号三〇   (〇〇〇家 三〇)
    新編武蔵風土記稿『新記』  武蔵国郡村誌『郡村誌』  埼玉県市町村誌『市町村誌』
図、表、写真番号は、各分野ごとに一からとした。
執筆に際し使用した文献等はそのつど文中に示した。
資料提供者・執筆者・編さん関係者名は巻末に一覧にして載せた。
度量衡は、それぞれの時代に使用されていた単位を使用したが、現在使われている単位に換算したものを( )内に付した。
  換算は下表によった。
〔面積〕
1町=10反=約100アール
1反=10畝=約10アール
1畝=30歩=30坪
1坪=約3.3㎡
〔長さ〕
1里=約4 km
1町=約109 m
1間=6尺=約1.8m
1丈=10尺=約3 m
1尺=10寸=約30cm
1寸=10分=約3cm
〔体積〕
1石=10斗=約180ℓ
1斗=10升=約18ℓ
1升=10合=約1.8ℓ
1合=10勺=約1.8㎗
1勺=10才=約 0.18㎗
〔重量〕
1貫=1000匁(もんめ)=3.75kg
1匁=10 分(ぶ)=3.75 g

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