北本市史 資料編 古代・中世

全般 >> 北本市史 >> 資料編 >> 古代・中世

凡 例
一、本資料編は、北本市域に関わる古代から中世(天正十八年一五九〇)七月までの史料及び、城館跡・金石資料(石造遺物)・仏像並びに記録・系図類を収録した。
一、北本市の古代・中世を理解するには、古代においては武蔵国全体を、中世においては北本市域の近隣、または広く県内の情況をも知る必要がある。この観点から対象範囲を広げて市外関係史料も収録した。
一、史料は原則として原文書によったが、原文書によれなかったものは影写本・写本・写真・既刊本により収録し、その出典を明記した。
一、史料は、章・節をたてて分類し、通し番号を付して編年順に並べ、さらに綱文と文書名・文書所蔵者名・出典名を記した。但し、関連資料のなかには、一括して提示したものもある。
一、既刊の史料集から収めた史料は、原則としてその記載方法に倣った。
一、年次・月日未詳の史料は推定した年時にかけ、あるいは関連事項にかけて年号を()で示し収録した。
一、史料には読点・並列点を付し、読み下し・注・解説を付け、利用者の便宜を図るように試みた。但し、読み下しは新仮名づかいによって行い、解説は、資料の性格・文意・事件の意義・背景等についても述べた。
一、文字が磨滅・虫損・欠損などによって判読できないものは、その字数を推定して□□□で示し、字数が推定できないものは、で示した。
一、文書の前欠は、、後欠は、、上欠は、下欠はで示した。
一、編者が加えた注記は史料中に()で示し、次のようにした。
 1花押は、原本または影写本から収録したものは(花押)、後世の写によるものは(花押影)と注記した。
 2文書の紙継目は必要と考えられる場合のみ・・・・・・(紙継目)・・・・・・・と本文の行間に示し、紙継目に花押がある場合は・・・・・・・(紙継目・裏花押)・・・・・・と記した。
 3本文以外の部分は上・下に「」をつけ、その性質に従って(端書)・(裏書)・(端裏書)・(奥ウハ書)・(後筆)・(異筆)・(朱書)などと傍注した。
 4文書に付属する封紙・包紙は、その上・下に「」をつけ、封紙・包紙などと傍注した。封紙に宛所・差出人などが記されていれば、(封紙ウハ書)と注記した。押紙(附箋)は、で囲み傍注した。
 5封式は(切封)・(捻封)などと注記した。
一、各々の史料については、利用者の便を考慮し、綱文毎に史料番号を付した細目次として掲げた。
一、仏像・金石文(石造遣物)資料については、市内所在のものを原則としたが、市外資料でも関係の深いもの、または参考となるものも一部掲載した。
一、口絵及び中扉などの写真は、市域に関係する主なものから選んで掲載した。
一、調査協力者・資料提供者・協力機関は、一括して巻末に掲げた。

<< 前のページに戻る