北本市史 資料編 近世

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第1章 領主と村

第1節 村の政治

1 領主と地頭

8 牧野氏・伊奈氏・日下部氏系図抄
二 伊奈氏系図抄
藤原氏 支流
 伊奈(いな)
図書昭綱がときに至りて家たゆ。庶流熊蔵忠寛が呈譜に、清和源氏義家流にして戸賀崎三郎義宗が五代右馬頭義重が男を右衛門尉氏元といふ。これより荒川を称す。氏元より七代四郎易氏常徳院義尚より信濃国伊奈(いな)諸国伊那軍に作るをたまはりて住す。易氏二男あり。長男太郎市易次は伊奈郡熊蔵(くまぐら)の城に住し、二男二助易正は保科の里に住して、保科と称す。易次死するにのぞみ男金太郎易次なお幼かりしかば、叔父易正これに代て熊蔵の城に住し、十五歳に至らばこれを復すべしと約す。しかるに其期に及ぶと雖も猶かへさざるにより、彼地を去て三河国に飄泊し、曾て伊奈郡熊蔵に任せしをもて伊奈熊蔵と称す。これ忠基が父なりといふ。

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 伊奈

家紋 左頭二巴 剣梅鉢
 家伝に、もとは並九曜をもちふ。忠次がとき巴にあらたむといふ。


藤原氏 支流
 伊奈

家紋 左頭二巴 剣梅鉢
 
 伊奈

家紋 左頭二巴 花巴


藤原氏 支流
 伊奈

家紋 左頭二巴 剣梅鉢


 
 伊奈
  五左衛門忠直がとき家たゆ。  




 伊奈


家紋 左頭二巴 剣梅鉢

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