北本市史 資料編 現代

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第1章 政治・行政

第1節 戦後の村政

本節は太平洋戦争が終結した昭和二十年(一九四五)から町制を施行した昭和三十四年までを対象としている。この一〇余年間は、戦後政治の改革とその展開期にほぼ一致している。したがって戦後の北本市域の村政も、それまでの村政にくらべて、その拠って立つ制度的基礎が大きく変化したのである。概して中央集権体制の末端機構としての村政、特定少数の地方名望家に掌握されていた今までの村政が、地方自治の本旨に則した村政、全住民が参加する民主的な村政へと変革されたといえよう。
戦後の村政は、まさに自治村政、民主的村政の確立・展開期の村政だったのであり、これを主眼に以下の資料を採録した。

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