北本市史 資料編 現代

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第5章 変貌する社会

第6節 都市化と鉄道・バス路線

157 昭和四十三(一九六八)年九月 駅前広場建設促進期成会の発足
  (『広報きたもと』第七三号昭四三・九・一五)
    促進期成会が発足
本町は、鉄道を境に東と西に分断されていますが、この東西両地域の発展をはかることを目的として、北本駅舎の改築と、駅前広場の設置を促進すべく、このほど北本橋上駅舎並びに駅前広場建設促進期成会が発足いたしました。
駅の西側地区は、近年住宅団地などが次々と建設され、それとともに国鉄の利用者も急激にふえておりま
す。
駅の話しによると、西側地区からの利用者は、全体の六割以上の実情です。
このような通勤、通学あるいは一般利用者の便をはかるため、昨年八月、町議会の全議員によってこの問題が取りあげられ、以来、議会議員、区長並びにその他有志のかたがたのご協力により、さる八月十八日、中学校講堂で設立総会が開かれて、本会がようやくスタートしたのであります。
構成員は、町議会議員をはじめ全区長と各種団体の代表のかたがたからなり、総数ー二八名で組織されています。
この目的達成までには、なお相当の困難が予想されますが、住民の福祉のため、町当局と連絡をとりつつ、早期実現をめざして関係当局へ請願や陳情などの運動を行なうことになりました。
 ▽役 員 (敬称略)
    会 長 齊 藤   隆
    副会長 吉 田 慎一郎
     〃  松 村 賢 一
     〃  菊 地 勝 一

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