北本市史 資料編 現代

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第6章 教育と文化

第6節 宗教界の改革と解脱会

198 昭和三十九(一九六四)年五月 解脱会の春季大祭
  (『埼玉新聞』昭三九・五・九)
    「解脱会」北本で盛大に春季大祭
宗教法人解脱会の第六十四回春季大祭ほんまつりは、八日正午から北本町北本宿の広大な霊地で三万人の会員が集まって盛大に行なわれた。式は岡野聖法(憲)法主、岸田武男教統のあいさつにつづき、来賓の迫水久常参院議員、齊藤隆北本町長らの祝辞があり、万霊大供養が行なわれた。ついで振りそで姿の女子青年部員による献茶、献花が進められ、法主を先導に尊者の焼香、天茶供養、納蔵の儀がそれぞれおごそかに行なわれ、会歌の斉唱で式は終わった。
この日、集まった会員は国内はもとより米国、沖縄、五島列島など遠く海外からやってきた会員もあり、同会の会員は現在十二万人にのぼっている。霊場境内にはさまざまの出店が並びむかしの村まつりに似た情緒をそえていた。
式が終わったあと、同境内では三万人の会員が参加して奉納民謡大会がにぎやかに開かれた。

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