第2編 「わぁ、つくしんぼみたい、わたしのおうち」
　　　あそびの学校が歩んだ十三年

六　自分で考え創り出すこと（遊びの学校実践活動から）

遊びの学校は、平成二年にスタートしたものだが、以来十三年にわたりさまざまな体験活動を展開してきている。観察学習、料理学習、科学遊びによる学習、工作による学習、昔の遊びを体験する学習、キャンプ、農作物つくり、創作学習、集団遊び学習など、その年年によってプログラムを編成しているが、いずれの部分でも、子供たちが興味を持って参加できるよう、リーダーたちの苦労が閉じ込められている。これら実践の中からいくつかの事例を取り上げてみた。