北本市の埋蔵文化財
宮岡氷川神社前遺跡発掘調査報告
早川智明 吉川国男 石井幸雄
岩井住男 土肥 孝
1. 発掘調査の概要
第二次発掘調査
発掘主体者 北本町教育委員会発掘担当者 早川智明、吉川国男、横川好富(ともに日本考古学協会員)
発掘期間 昭和45年4月4日~10日
新築になった吉田氏宅の西側、すなわち第一次調査地点の西方約20m離れた所が、再び採土されることになったため、再び発掘調査を実施した。
発掘対象面積は約250㎡であり、今度はグリット発掘法で行なった。この結果、安行ⅢC式土器を主体とする包含層や溝、焼土層、竪穴遺構を検出した。