北本市の埋蔵文化財
中井1号古墳発掘調査報告
横川好富
3.墳丘及び周堀
墳丘の形状は調査する前には、ほとんどその存在すら認めがたいほど削平されていた。しかし調査が進むにつれて、内部主体部を中心に直径約20mの円形に周堀をめぐらしていたことが確認された。墳丘の高さもわずかに約50㎝を測るのみとなっていたが、築造当時はさらに高かったものと思う。おそらく普通の高さをもつ古墳であったのではないか(第2図)。第2図 内部主体実測図
中井1号古墳発掘調査報告
横川好富
3.墳丘及び周堀
墳丘の形状は調査する前には、ほとんどその存在すら認めがたいほど削平されていた。しかし調査が進むにつれて、内部主体部を中心に直径約20mの円形に周堀をめぐらしていたことが確認された。墳丘の高さもわずかに約50㎝を測るのみとなっていたが、築造当時はさらに高かったものと思う。おそらく普通の高さをもつ古墳であったのではないか(第2図)。第2図 内部主体実測図