北本の文化財
【木造観音坐像(もくぞうかんのんざぞう)】
- 指定
- 市指定
- 種別
- 彫刻
- 指定年月日
- 昭和53年3月15日
- 所在地
- ⑯ 荒井1-336 観音堂

円空は元禄年間頃に埼玉の地を訪れ、大宮をはじめとする、県東南部の農村地帯に多くの作品を遺している。
本像は、杉材と思われる軟材を縦に二つ割にして、その割放ち面に彫刻を施し、裏側の木肌部分は粗削りのままにするといった円空独自の手法で、大宮周辺に遺る作品によく見受けられる木取り法である。
総高50.5cm。
【木造観音坐像(もくぞうかんのんざぞう)】