北本の文化財

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【木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞう)】

指定
市指定
種別
彫刻
指定年月日
昭和53年3月15日
所在地
② 深井4-55 寿命院

寄木造(よせぎづくり)・玉眼(ぎょくせん)・漆箔(しっぱく)で、現在両手先、右足先を欠失している。
様式的には怪慶(かいけい)(鎌倉時代初期の仏師)のそれを踏襲するものであり、流麗な作風を見せている。
しかし、全体の彫技に形式化が目立ち、製作期はそれほど遡(さかのぼ)り得ず、室町時代の製作である。時期的には寿命院中興以前に遡るものと見受けられ、あるいは持明院(寿命院の旧称)時代の旧仏であったとも考えらる。
像高39.5cm。
【最近の撮影画像】

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