北本市史 資料編 現代

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第5章 変貌する社会

第5節 都市化と道路の充実

北本を通る主要幹線道路は国道十七号バイパスであるが、これは、産業経済の発達に伴う交通量の増加に対応するため、中山道に並行して建設されたものである。昭和三十七年(一九六二)五月、十七号バイパスの大宮—鴻巣間が開通したが、その後の交通量の急増が予想されたので、安全な横断のために信号機の設置が必要とされた(資料145)。さらに、十七号バイパス陸橋架設同盟の強力な運動(資料146)により陸橋が架設され、児童も安心して横断することができるようになった。
資料147・149は、上尾バイパス建設に関するものである。上尾バイパスは、資料149のように、鴻巣箕田から、国道十七号の西側を通り、大宮市で新大宮バイパスに接続する計画路線である。これについては、資料151のような建設反対の請願も提出されている。
また、都市化が進み自動車の普及がめざましくなると資料144・150のように、道路の拡幅、舗装の要望が多くなってくる。

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