北本市史 資料編 現代

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第5章 変貌する社会

第5節 都市化と道路の充実

147 昭和三十八(一九六三)年十一月 上武国道大宮・鴻巣間早期建設につき陳情
  (『請願書綴』)
一、件名
 上武国道大宮鴻巣間早期建設について
一、理由
 国道十七号は首都圏衛星都市間の連絡と併せて裏日本経済圏との交流を図る重要路線でありますが、沿線各地の急激な発展に伴い、交通量が激増し、はなはだしい交通難に陥っております。
 このたび大宮以南は県当局のご尽力により、大宮バイパスの路線も決定し、笹目橋が着工の運びとなりましたことは、誠にご同慶のいたりと感謝いたしております。
 なお、同線の早期完成をお願いいたしますと共に、大宮以北については本年四月、上武国道期成同盟会が結成され、関係ご当局に早期建設方陳情を申上げましたが、特に大宮鴻巣間の荒川左岸地域は、立地条件に恵まれた台地で、近時急激な発展をみるに至り、工場、住宅の進出がおびただしいので、国道十七号線の交通緩和と、地域開発のため、早急に同線の調査と早期実施を図られますよう格別のご高配を煩わしたく関係市町村連署をもって陳情いたします。
昭和三十八年十一月十八日
 (大宮市より鴻巣市までの市町の首長及び議長の署名あり)

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